LP診断(LPドクター)を実行すると、速度・SEO・デザイン・コピーの4軸スコアと講評、改善ポイントが表示されます。しかし「点数を見て終わり」になっていませんか。この記事では、診断結果の読み方と、実際の改善作業にどうつなげるかを具体的に解説します。
LP診断の4軸スコアとは
LP診断は、LP(ランディングページ:広告や検索から訪れたユーザーに特定の行動を促す1枚完結型のページ)を「速度」「SEO」「デザイン」「コピー」の4つの軸で評価する仕組みです。それぞれの軸は独立して採点されるため、総合点だけでなく軸ごとのバランスを確認することが大切です。
| 軸 | 評価する内容 | 低スコアが招く主な問題 |
|---|---|---|
| 速度 | 表示速度・読み込みの軽さ | 離脱率の増加、広告費の無駄遣い |
| SEO | 検索エンジンに評価されやすい構造か | 検索流入が増えにくい、他ページとの競合 |
| デザイン | 視認性・レイアウトの分かりやすさ | 情報が伝わらず離脱につながる |
| コピー | 文章の説得力・訴求の分かりやすさ | 興味は持たれても行動に至らない |
スコアの読み方:点数だけで判断しない
スコアはあくまで目安です。例えば同じ70点でも「軽微な指摘が複数ある」場合と「重大な指摘が1つある」場合では、優先すべき対応がまったく異なります。点数を見たら、必ずその下にある講評テキストを読み、どの項目が指摘されているかを確認してください。
講評と改善ポイントの見方
診断結果には、スコアの根拠となる「講評」と、具体的な「改善ポイント」が併記されます。講評は現状の課題を説明する部分、改善ポイントは次に取るべきアクションを示す部分です。この2つをセットで読むことで、なぜそのスコアになったのか、何をすれば良くなるのかが分かります。
- 講評:現状の問題点や気になる箇所の説明
- 改善ポイント:優先度付きで示される具体的な対応案
- 軸ごとのコメント:各軸に特化した指摘(例:SEOならタイトルタグや見出し構造など)
改善ポイントの優先順位のつけ方
改善ポイントが複数ある場合、すべてを一度に対応する必要はありません。次の観点で優先順位をつけると、限られた工数でも効果を出しやすくなります。
- 影響範囲が大きいものを優先する(例:全ページに関わるタイトルタグの修正)
- 対応コストが低いものを先に片付ける(例:alt属性の追加、見出しの調整)
- コンバージョンに直結する箇所を重視する(例:CTAボタン周辺のコピーやデザイン)
- 軸をまたいで関連する指摘はまとめて対応する(例:速度とSEOの両方に関わる画像最適化)
SEO軸の指摘を改善につなげる
SEO軸(検索エンジン最適化:検索結果で見つけてもらいやすくするための工夫)は、他の軸に比べて改善効果が見えるまで時間がかかる傾向があります。だからこそ、診断で指摘された基本項目から着実に直していくことが重要です。
- titleタグ・meta descriptionが内容と一致しているか確認する
- 見出し(h1〜h3)の階層が正しく設定されているか確認する
- 画像にalt属性(代替テキスト)が設定されているか確認する
- 内部リンクが適切に設置され、関連ページへ回遊できるか確認する
- モバイル表示で崩れていないか確認する
これらは一度直せば終わりではなく、ページ内容を更新するたびに見直す必要があります。診断を定期的に実行し、SEO軸のスコア推移を記録しておくと、改善の効果を客観的に把握できます。
診断後のアクションプラン
診断結果を受け取ったら、以下の流れで改善作業に落とし込むとスムーズです。
- 4軸のスコアと講評を一通り読み、気になる指摘をリストアップする
- 影響範囲・対応コスト・コンバージョンへの影響で優先順位をつける
- 優先度の高いものから順に修正し、修正内容を記録しておく
- 一定期間(例:2〜4週間)後に再診断し、スコアの変化を確認する
- 変化が乏しい項目は原因を掘り下げ、別の施策を検討する